台湾採集旅行一口メモ
セミしぐれ

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 D セミしぐれ            2012/9/15    奥萬大   
 奥萬大は霧社から少し南下した地点に位置し、山腹を切り開いた林道が好採集地となっている。当日は林道が左右に分かれる場所に停車し、グループも適当に分散して採集を始めた。林道沿いの山は巨木は少なく二次林が繁茂している様子である。モンキアゲハ、ワタナベアゲハ、ナガサキアゲハ、クロアゲハは絶えず飛んでくる。
華麗なメスシロキチョウ♂も多く目につく。タカサゴイチモンジ、ツマベニチョウも多い。路上に静止したコノハチョウを見つけたが、網をふせたとたん下から逃げられた。セミの声が時間とともに大合唱になり、いったい何種類が鳴いているか聞き分けを試みた。セミは写っていないがVideoの鳴き声を聞き分けてみて下さい。
A セミしぐれ−−−−−−>
B セミの声1−−−−−−−−−−−−−>
C セミの声2−−−−−−−−−−−−−−−−−−−>
D セミの声3−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−>
セミの声3はツクツクボウシに似るが、日本産と比べるとラストの部分に余分なフレーズが入っているようだ。
同地点で数回聞いたが皆同じ鳴き声であった。同一個体での変異かもしれない。
                                              (続く)
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