昆虫一口メモ 写真コーナー

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 キジカクシとジュウシホシクビナガハムシ
                    岡山県新見市 2006年5月5日
岡山県の自然を特色付ける物の一つに石灰岩地帯−カルスト地形があります。こうした台地上に点々と見られるドリーネと呼ばれる凹地はある種特異な環境になっている所も多く自然観察をしていて飽きる事が有りません。
このドリーネ内に自生しているキジカクシという多年草にはジュウシホシクビナガハムシがいくつも見られます。本種は栽培アスパラガスの害虫として近年駆除対象になっているようですが、元々は野生のキジカクシなどをホストに細々と生きてきたのでしょう。人の気配には非常に敏感で近付くとすぐに落下してしまいますが、しばらくするとまた茎を伝って這い上がり活動を始めます。
  中野一成
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