昆虫一口メモ 写真コーナー

我らカンムリセスジゲンゴロウ越冬隊
寒風吹きすさぶ冬の河川敷。様々な生き物たちが色々な姿でこの寒さを耐え忍んでいます。
成虫で越冬する甲虫類も多く見られ、この日も転がっている石をそっと起こして観察してみました。
いました、いました、小さなゲンゴロウの仲間が。セスジゲンゴロウと呼ばれる類で集団でいることが多いようです。少しマイナーながら、これが私にとっての冬の風物詩と言えるかもしれません。


都市近郊にも昆虫の多い環境は意外と残されているものです。
しかしこれら多くは人間との共存を強いられ、肩身の狭い思いをしていることでしょう。
特に今回訪れた河川敷などは河川改修工事等が頻繁に行われ、行く度に環境が変わっているということも稀ではありません。
この日も写真に見られるように重機が何台も入っており、ちょっとばかり不安を感じたのも事実です。          2006年1月3日 岡山県岡山市
中野一成
昆虫一口メモ一覧表に戻る           ホームへ戻る