昆虫一口メモ 写真コーナー 
                 

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ルリカミキリ    岡山市奥市 2005.6.1
アカメモチ(カナメモチ)の葉を後食中のルリカミキリ。
葉脈に沿って齧られた部分が所々茶色に変色しています。
成虫発生のピークのようで多数の個体が活動中でした。
害虫ですが、オレンジ色の体とルリ色の翅の鮮やかなコントラストが印象的です。
  中野一成
被害を受けているアカメモチの生垣。
手前側はほぼ壊滅状態で、奥側も現在ひどく攻撃されておりいずれ枯死するでしょう。
本種の幼虫は生木に食入し、食害部分に繊維状の木屑を残すことが知られています。
バラ科のナシ、カマツカなどをはじめ、植栽されたヒメリンゴ、ピラカンサ(タチバナモドキ)なども加害します。
これらを庭木として利用する場合は注意が必要で、駆除方法の決定打も今のところ示されていないようです。
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