昆虫一口メモ 写真コーナー

 * 画面上にマウスポインターを近づけると、画像が変わります。
 ウラナミシジミ低温型の羽化  2019年3月20日 12時30分  玉野市番田

 3月20日、ウラナミシジミ1♂が庭の花壇のふちにあったクマゼミの抜け殻に静止していた。
しばらくして移動した個体はミカンの葉に止まり、その後写真の植木鉢に止まったので撮影した。
個体は低温型で、撮影中に飛び去ったが、ここは昨年秋、ササゲを栽培していた場所で、本種が
沢山産卵にきていた状況でもあったので食草が判明した。
さらに止まっていたセミの抜け殻をよく見ると、中にシジミチョウの蛹の殻が見つかり、最初の
成虫の様子からこの殻の中で羽化した個体だと推測した。
保温されたセルターを思わせる殻の中で蛹化し、早い時期に羽化したものと思われる。
尚、セミの殻を同定いただいた、児島氏には感謝を申し上げます。
吉田嘉男
昆虫一口メモのページへ           ホームへ戻る