九州北部のハンミョウ2種 2013.8.19 @ イカリモンハンミョウ 海浜性ハンミョウの代表として知られるイカリモンハンミョウは九州北部から南部にかけて点在しています。波打ち際を高速でスイスイと歩く姿を見ていますと、人間で言ったらサーファーの様でしょうか。このハンミョウがいるところには、もっと高速で歩行するカニも見られ、競争すると楽しいでしょうね。しかし静止したときはそこの砂の色にそっくりです。波打ち際の写真でお分かりになるでしょうか?よく見るとペアでした。 |
片山和久 |
A ルイスハンミョウ 九州北部ではルイスハンミョウはごく限られたところに見られる貴重なハンミョウですが、数年前に沢山見られた場所は無残にも大規模に開発されて生息環境自体がなくなってしまっていました。あきらめて帰る途中、何気ない所にわずかな環境をみつけ、良く探してみますとわずかな個体数が確認できました。 このハンミョウも大型で派手な斑紋をもっていますが、低姿勢でじっとしていると、周りの砂粒に同化して見えます。写真でどこにいるかお分かりになるでしょうか?このルイスハンミョウは岡山県でも絶滅種となっています。 |
片山和久 |